令和婚

令和元年5月1日 結婚しました。

一昨年の6月に交際を始めて約2年。結婚大前提でお付き合いをしていたとはいえ、やはり感慨深いです。

入籍日を決めたのは、確かフォトウェディングの日程を決めた日だったと思います。2年記念日にするかとか、色々考えてはいましたが...私達が生まれた日本という国が、お祝いムードで新しいスタートを迎える日。しかも大安。そして記念日が覚えやすく結婚◯年目というのが分かりやすい。ということで今日にしたんですよね。当時はまだ今日が祝日になる予定ではなくて、フォトウェディングは平日限定のプランだったので申し込めたんですよね。早く動いていて大正解でした。ということで、フォトウェディングの話からするとしましょう。

絶好のコンディションで臨む！前日は23時に寝る！と意気込んでいたくせに眠りについたのは深夜2時。しかも緊張していたのか眠りが非常に浅く、超がつくほどの寝不足で当日を迎えたのでした。予約の時間より1時間早く最寄りの駅に着いたので、スタバへお茶をしに。本当は紅白めでたい感じでオーダーしたかったけど、あいにく売り切れとのことで...(RedとWhite、令和にかけてるのかな？なんて笑)普通にラテとダークモカチップフラペとドーナツ。腹ごしらえを済ませていざ、会場へ。そうそう、今日はずっと前から雨予報でしょんぼりしていたのですが、なんとかお天気もってくれました。何なら陽が射す瞬間もあったりで。いやあラッキー。幸先の良いスタートになりました。

最初は白無垢。綿帽子を被ったのですが、洋髪＋綿帽子だとこんな器具をつけるんですよね、パラボナアンテナみたい...笑それと白無垢、めちゃくちゃ重たい！布団を被っているみたいでした。重さも暑さも...！引きずるわけにはいかないのでずっと手で持っていないといけなかったのですが、これがつらいのなんのって...腕と指が開始10分でぷるぷる震えていました笑 彼もメイクとヘアメイクを終えて袴姿に。かっこよくなってまあ！準備万端！撮影開始です！

最初の会場は大巳殿。挙式会場ですね。写真だけとはいえ厳かな雰囲気の中で撮影が進みます。指輪を交換している風、三三九度風、それからリラックスした雰囲気で...などたくさん写真を撮っていただきました。

次の会場は和室玄関。雅叙園の象徴と言っても良い会場ですよね。とっても華やかで品のある空間でした。奥行きがあったりサイドの貝細工があったりでとても素敵でした。リングフレームを使ったカットも楽しかったです。

ここで色打掛へお色直し。こんな感じの柄でした。で、色打掛の方がずっっっと重い！！！白無垢より更に重いなんて想像していなかったので衝撃でした。この時点で腕も指も限界に近く...この後の撮影が心配でしたが気合で乗り切るしかない！というわけで後半戦。

3箇所目は滝前。新緑がとても綺麗でした。春は桜、秋は紅葉が楽しめるとのことですが、緑も素晴らしいですね。5月の撮影、大正解でした。オレンジの打掛がすごく映えましたね。撮影に慣れてきたのと屋外の開放感もあって、自然に笑えるようになってきた気がします。

ラストは南風階段。やっと慣れてきた頃ですが、だいぶ疲れが溜まってきましたね笑 もうひと頑張り！ラストスパートです。ここはほとんどオフショット、リラックスした雰囲気の撮影でした。ここで縦の動きがあるので変化が出て良いなあと思いました。「はいこれがラストですよ！」的な声掛けがなかったので、しれっと撮影終了したのには拍子抜けしつつ笑、無事に撮影が終わりました。9時から14時の長丁場、お疲れさまでございました。

とここで終わらずもう一仕事。というか最重要イベントの婚姻届の提出です。撮影終了後、急ぎ足で区役所へ。テレビやツイッターで話題になっていたので、さぞ混んでいるだろうと思っていたら(私は2時間、彼は3時間の待ち時間予想でした)...まさかのノー待ち時間！書類の確認が5分程度で終了。特設会場が設けられていたし椅子がたくさん並んでいたので、午前中は混んでいたんだと思います。記念撮影してくださったり記念品まで頂いてしまって(ふくろうブローチかわいい！)。正式な受理は休み明けになるけど、確認していただいた感じ問題なさそうなので良かった。

ようやく全ミッションをクリアして...お腹がすいたー！

暴飲暴食！の後は家で仮眠...3時間くらいしか寝ていなかったのでだいぶ楽になりました。で、今は夜更かししながらこの日記を書いています。

さて...今日をもって独身卒業、晴れて夫婦になったわけですが。これからどんな風に変わっていくのか、変わらないのか。まだまだ未知数。

初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す

「時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き 蘭は身に帯びた香りのように香っている」

私たちの未来が、この歌のように穏やかで和やかなものになりますように。いや、そうしていきましょう。ふたりで。これから、よろしくお願いします。

今日はこのへんで。またこんどね。