鈍色 暗号

愛へと 昇る... 愛へと 成る。

語尾が不安定。ですます調だったりだである調だったりそうじゃなかったり。

「平成最後の夏」という言葉が強すぎる。平成に生まれ平成に生きた私は「貴方の時代は終わるのです」「貴方は過去の人間になるのです」と言われているような気がして、少しだけしょんぼりした。

ひとつの大きな仕事が終わった。霧の中を進んでいくような。ほんの少しの先も見えず、じっとりとした湿気が肌に纏わり付き、重たい空気が呼吸を阻む。ずっと息苦しくて死にそうだった。そんな仕事だった。それでも、私は私の仕事をした。出来も成果も充分だったと思う。やり遂げた時に感じたあの高揚は、達成感...ではなく解放感だった。達成感を達成感としておける人は優しいし、適応している人なんだろうな...と、帰り道を歩きながら考えていた。やっと一仕事終えたのだから素直に喜んでおけば良いものを、自分は面倒臭い人間だとつくづく思う。そう、今週から二駅分を歩いて帰っている。好きな音楽を聞きながらこんな風に何かを考えたり、かと思えば無心になったりしながら歩くのはそこそこ心地の良いものだった。雨の日はちょっとしんどいなあと思うけれど、健康の為にも続けていきたいと思う。

家の冷蔵庫が不調で、よりによってこんな暑い時期に不調で、新しいものに買い換えることになった。それに乗じてテレビも何か調子悪いんだよねまだ壊れているわけじゃないけど年末あたりに買い換えるか、という話になって、古いテレビは持っていきなよと父に言われた。まあ私達はテレビはほとんど見ないだろうから、お古でも充分ありがたい。それから矢継ぎ早に、「早く荷物整理を進めておきなさい」とか、「家具家電を新しく揃えるなら、荷物は少ないだろうから引っ越しは業者に依頼するんじゃなくてレンタカー借りた方が節約できるでしょう」とか、「どうせデートするなら住む予定の土地を見に行ったり物件探しをしなさい」とか具体的な話が両親からばんばん飛び出してきて驚いた。結婚する当人より周りの方が現実的なのはあるあるなんだろうか。確かに結婚の大先輩だもんなあ、そろそろ動き始めないといけないね。

その流れで、9月に彼のご両親にご挨拶に行くという話をしたら、「ほう...」とか「へえ...」とかコミュニケーション的に2点くらいの反応が返ってきた。大丈夫か娘的な心配もあるんだろうな。いやこのコミュ障は親譲りなんですが。そりゃ今から既に緊張しているけど、楽しみにしている部分もあるんだよ。大好きな彼を育てた人はどんな方なんだろうとか、きっと温かい人達なんだろうと勝手に想像していたり。なんて言いつつ、当日は緊張でガチガチになっているんだろうけど。うん、心配されて当然だったわ。

 

というわけで日常の話でした。あと2日で8月も終わり。暑さはまだまだ続くけど、月見バーガーが始まったり秋スイーツが新発売だったり一気に秋モードになってくる。本当に早く動けるところは動いておかないといけないよね、ね。

それでは今週もあと2日、頑張りましょう。

 

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