初めてのホワイトデー
バレンタインなんて何年振りでしょう。脳が拒絶しているのか、古い記憶すぎるからなのか...すっかり思い出すことがなくなった昔の話。チョコを湯煎している時、チョコレートの甘くてほのかに苦い香りがガチガチに固まった脳や心を緩ませたのか、学生の頃を思い出しました。若くして既に、男運というのがなかった頃の記憶。男「運」というけれど、それって「見る目」のことなんじゃないか、なるほど私は人を見る目がないんだなあなんて悟った頃の記憶。要するにろくな記憶ではないんですけれど。
親族以外にホワイトデーにお返しを貰うというのは初めての経験だったように思います。バレンタインは何度かしたことあるはずなんですけどね。不思議だなあ^^
だから正直、今回も期待はしていませんでした。というか期待も意識もしないようにしないように、と言い聞かせていました。貰えなくて当然、くらいに思ってた方が自分のためだと知っていたからです。ホワイトデーには良い思い出が、というか思い出自体がありませんでしたから。彼氏がいようがいまいが、私にとってその日は、いつもただの3月14日でした。
でも今年は、お返しがありました。どうやら私の世界にもホワイトデーは存在していたようです。
嬉しすぎて、帰るまで待ち切れず箱を開けてしまいました。
薔薇です。立派な薔薇が1輪。お花貰ったら嬉しいって言ってたの、覚えててくれたんですね。嬉しいなあ。
薔薇の下には小箱。
周りに散りばめられた花びらも可愛いなぁ。
小箱を開けると
リップが入っていました。今、女の子の間で人気なんだって、とのこと。私は全然知らなかったから、女の子ではないのかもしれません。
家に帰って、パッケージを開封。
底にパールが入っています。揺れるたび、シャラシャラ音が鳴ってかわいい。
繰り出してみました。
か わ い い リップの中にドライフラワーと金箔。かわいい。ずっと見てたい。案の定、勿体無くてまだ使えてません。唇のphによって色が変わるんだそうです。面白いなあ。そしてティント。ティントリップ欲しかったんですよね。ありがたい。
何を貰うか、というのも勿論そうなんですけど(私は「気持ちだけで充分嬉しいんだよ〜」なんて言えるような良い子ではない)、でもやっぱり自分のために気持ちや時間を割いて注いでくれたという事が、何より嬉しかったです。
そんな感じで、初めてのホワイトデーの話でした。以上です。
今週のお題「ホワイトデー」