鈍色 暗号

愛へと 昇る... 愛へと 成る。

こころなでなで

「今日は優しく(穏やかで)在れないな」

そんな日がある。原因のほとんどは仕事にあって。成長とか勉強とかなんとか耳障りの良い言葉ばかり並べて給料に見合わない仕事をさせられていたり、無理難題をふっかけられたりクソみたいな会議と拘束の連続で本来の仕事が全然できなくなっていたり。そんな日が続いていると、仕事だけじゃなくプライベートのメンタルにまで影響してきて、「何も見たくない聞きたくないしたくない。自分の殻に閉じこもりたい」なんて思う。続いて考えるのは「家に帰っても飯作ったり洗濯したり?ああああ面倒くせえなああああ」って事で、早く帰りたくて、何もしたくなくて仕方がないのに、帰ったら帰ったですることあるんだよな憂鬱すぎるんですけどー。ってどんどん負の感情が積もっていく。そうなってしまうと、「ああ、今日はダメだ。夫には何の罪もないけど、不機嫌に接してしまいそうだ」ってところに行き着く。結婚して約1ヶ月。そんなメンタルの日はトータルにすると1週間分くらいはあった。でも、帰宅してからも不機嫌が続いたこと、夫に不機嫌な対応をしたことはなかった(と思う。はず...笑)。

なぜかというと、それはやっぱり夫の顔を見るとイライラは全部「夫氏ー!(歓喜)」に塗り潰されるからだと思う。でもストレスってのはしつこくて、塗り潰されても下からじわりと滲み出てくる。そうしたら「あんなことがあって」と夫に愚痴る。ご飯を食べながら、髪を乾かしながら、扇風機の風に涼みながら、ベッドに寝転びながら。夫は優しくて(或いは、心得ていて)、何の生産性もオチもない話をただ聞いてくれる。男性は女の愚痴や悩み事に対して解決策を提示しがちと言うけれど、それが「ただ聞いてもらいたいだけの話」だった場合は地獄である。もっとも、「ただ聞いてもらいたいだけの話」を延々され時間を奪われた挙句、自分の意見を言うことも許されないし何の解決にもならないというのは男性側にとってこそ地獄だと思う(が、その場合、女のメンタル的には解決しているので何の意味もないわけではない。男性的には迷惑なのに変わりはないだろうけど)。夫はそんなことにもきちんと付き合ってくれる。とても優しいし、その優しさに救われる。

昨日も会社ではメンタルがどん底に落ちていて、「ああ、誰とも顔を合わせたくない」って気分だったんだけど、家に帰ったら「夫氏ー!(歓喜)」だった(私は夫にとってそんな存在で在れているだろうかと書きながら不安になった)。

しかもおみやげまで買ってきてくれていた。f:id:yukari_murasaki:20190531065448j:image私が好きだって言ってたの、覚えていてくれた事が本当に嬉しい。愛を感じるよね、こういうの。夫は私を甘やかしてくれる。だから毎日なんとかやっていけている。いつもありがとう。

 

今回はこのへんで。またこんどね。